素直になろうぶろぐ

気持ちを素直に正直に、思いつくまま自由に書いちゃう自分だけ楽しいブログです(笑) ジャンルもごちゃまぜ

情熱恋愛


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今朝は寒かった……。









3年前くらいに出会ってめちゃくちゃ面白いと思った本があります。

女は快楽、男は我慢―大岡玲の恋愛論

女は快楽、男は我慢―大岡玲の恋愛論



最近ふと思い出して図書室で探してみたらあって、また読み直したらやっぱり面白かった!

正直誰かに読んでみて欲しいし、感想を聞きたいと強く思うのですが、
人によってどう受け止められるか不安でもあります。


 タイトルだけを見ると、
「女は我慢してないっていうの⁉︎女の方がまだまだ社会で我慢することばっかりよ」
「ただでさえ女尊男卑になってきてる今の世の中を推奨するってことか⁉︎男性専用車両つくれ」
みたいな、男女共々不審に思われたりしそう(笑)




初版1999年ともう16年(⁉︎)も昔なので、現在の状況とは描写が違ってきています。
恋愛に対する考え方や社会での男女の関係も、こちらの本より言い方としてはやや進行しているように感じます。
なので10代の方が読むとしたら共感は得にくいかもしれませんね。
20代半ばくらいの方なら、自分は体験していなくてもご両親の影響がまだ残っていて、納得出来て面白い箇所があるかも…。





こちらの本は恋愛論を解いています。タイトルにもある通り(笑)
他の恋愛指南書なるものを私は読んだことがないのでわかりませんが、でも多分、この本はそれらとは全然違うのでないかと。


情熱恋愛を薦める

男女の恋愛にいつも最上級の楽しさを求めるために、
遊び心と余裕、探究心、そして成り行きまかせにしないしっかりとした意思をもって恋愛を輝かせましょう。=情熱恋愛

というような主張と流れで、日本ではモラル的にどうなの?と思われてることや、恋愛をゲームだと言ってのける(でも決して軽い意味ではないですよ)柔軟な姿勢で進んでいきます。

様々な文化圏での恋愛や、さらに広がって生物界全体の話まで考察されます。
私もおかげでだいぶ想像なのか妄想なのか、色々捗って楽しかったです(笑)



理想上の恋愛はもう限界

日本人がかつて理想化していた恋愛の道筋は、
燃えるような恋愛ののち、永遠の愛を誓って結婚し、子を成し円満な家庭を築く
という形ではなかったでしょうか。

現在はその形は崩れて来ていて、自由な恋愛や家庭のあり方が生まれてきています。
でもやっぱり
離婚は悪いもの、
片親は家庭的に劣っている、
そんなイメージは未だに強く社会に残っている気がします。
別にそんなことないのにね。


そもそも日本は一神教の伝統がなく、神の前での契約を基盤にする西欧流の結婚など付け焼き刃なのだと書かれています。
そうして西欧のロマンティック文化が流れ込みながらも、高度成長期に金銭以外をないがしろにしてきた日本人は感覚がめちゃくちゃだったのかもしれませんね。

結婚はただのシステムになって、世間の目もあるし、いい年になったらしなきゃいけないもの!みたいな強迫観念。
そのシステムに乗っかるための恋愛に情熱も何もあったもんじゃないってことでしょう。


もちろん運命的に恋をしてずっと燃えるようにラブラブなご夫婦もいるのでしょう。
それが偶然の産物だけでは勿体ない!

自由な恋愛が増えて世間の目が変わっていったらもっと世の中楽しそうなのに!
社会や世間との上手い距離感を試行錯誤して、もっと自由に情熱恋愛を楽しむ世の中!いいな!







私だって結婚したい。
好きな人と一緒にいたいという恋愛感情以外にも、
結婚している方がシステム上やっぱり便利だと思うし、子供も欲しいからという理由もあります。

そう、本当は結婚してなくなって一緒に住めるし、
結婚してなくたって子供は作れるのです。

世間的に白い目で見られたり、育てていくのに不都合が多いという点から、
結婚しなければ子供は作っちゃいけないもしくは、子供が出来たら結婚しなくちゃいけないという風潮ですが、操作されてそうなっていると思うとなんか…やだなぁ。

社会的にそこが変わっていくのはきっとまだまだ先でしょう。なので私も乗っかるしかないのですが、単なるシステム結婚にはしないぞ!
周りからはちょっとあそこのお家変わってるわね?でもご夫婦仲良くて羨ましい…くらいに思われる家庭目指したいですね(笑)

結婚もしてねーけどな!







ここまで、全7章中3章までの感想及び妄想ですが長くなりました(笑)だいぶ端折ってるのに。
疲れたので一旦切ります。
小分けにしていこう。



( ̄O ̄;)