素直になろうぶろぐ

気持ちを素直に正直に、思いつくまま自由に書いちゃう自分だけ楽しいブログです(笑) ジャンルもごちゃまぜ

あなたが神様じゃないから、私はあなたから産まれたの




今朝、自分が声を上げて泣いていることで目が覚めました。
夢の中で悔しくて悔しくて泣いていて、実際にも涙が出ていたのです。

あーびっくりした。



夢の中なのでつじつまは合わないことばかり。

とりあえず自分の意識も子供の頃に戻っていました。
中学生とか、そのあたりでしょうか。


夢の中の母が、私の嫌がることをするのです。

私が作っているケーキ(らしきドロドロの物体w)を、これじゃ失敗だからと焼いている途中で出して捨ててしまうのです。

焼きあがって、やっぱり失敗だったとしても、夢の中の私は最後までやり遂げたかった。
(ただ目が覚めて思うのはアレは本当に何だったのかというくらいのドロドロ物体でしたw)


そして、私が過去に片思いした男性や付き合って別れた男性の事を次々に話してくるんです。
(体は子供設定なのに記憶はちゃんと現在なんですよね〜)

なんて言っていたかまでは覚えてないんですけど、多分あーしたから上手くいかなかった、こーしたから別れた、とかそんな話。
私は聞きたくなくて耳を塞いで違う部屋に閉じこもるんです。
でもどうしても聞こえてくる。
なんでこんなことをするのだろうと悔しくて悔しくて、わんわん泣くのではなく咽び泣くといって感じで、
そこで目が覚めました。






最近別件でのことを考えていたかも知れません。


本を読んでいて、
男性はいつも母なる愛を求めている
とありました。

無償の愛、欠点も失敗もコンプレックスも全てわかった上で認めて包み込んでくれるような、そんな愛の事のようです。


よく聞く言葉だと言えばそうなのですが、
女にだって母親はいるはずで、なのになんで男性はと書かれるのかなぁ。
恋愛相手にソレを求めて、大半の人は異性を恋愛対象に見るから、母と性別が違う男性はとなるのかなぁ。


女の私だって、そんな愛が貰えるなら欲しいよ(笑)

ていうか、恋愛相手に求めなくてもそんな愛は実際のお母さんに求めてくれれば‥‥いや待てよ。

実際のは本当に子供の全てを受け入れてくれていた?


私は母が大好きです。
子供の頃から大好きで大好きで1番好きな人で、
1番憎らしい人でした。


あの頃の気持ちは、よくノートに書いてストレス発散するようなヤバイ子供だったのでよく覚えています(笑)


今だから私は分かります。
大人でも母親でも、完璧ではないことを。
機嫌や体調に左右されることもあることを。

ただ私が子供でバカ正直だったから、
母の言葉は絶対の信頼と真実。
世界の真理、神様の言葉(笑)


好き故に、信頼故に、
母の軽い一言でいちいち深く傷つき、自信を無くし、コンプレックスを生み、自分の人格を否定されたような絶望感。
母を恨んだこともありました。

私をわかってくれない、いやわかっているくせに、あえてどうしてそんな事を言うんだろう?


そう、今朝の夢の感情は、その時の気持ちをありありと思い出すようなものでした。



今考えると、母は完璧主義である意味過保護なのです。
子供が失敗する前に、忠告し、おどかして、阻止しようとしたのです。


私は母と違って自由人で、なんでも自分でやってみたくて、正解を決めつけられるのが嫌い。

大きくなるにつれて、自分の世間との交流を経て、母の言葉だけが絶対じゃない事。
1度離れてちゃんと自分の目で周りを見なければいけない事に、なんとなく気付いたのでしょう。
失敗に人一倍恐怖する気持ちは植え付けられてしまったけれど、18で早々に実家を離れたので、今は多少中和されたのではないかなと(笑)


今は自分の経験と知識から得た意見を母にちゃんと言うことも出来るし、むしろ友達のように話せるし聞ける。とてもいい関係です。



母の過保護は、愛情と心配からだったとわかります。
だから結果的に私はグレもせず、過去の自身の成長も分析して、両親の苦労も実感し感謝の気持ちと共に今も母が大好きなのだと思います。
言わないけれど。



でも、だからかな、私の中では
失敗も何もかも受け入れてくれた母という像は存在していないのです。

私の中の母は、
微笑みながら全てを受け入れ許してくれる神様女神様のような神格化された存在ではなく、
未成熟で不器用ながら精一杯子供を守ろうと子供と一緒に成長を続けるひとりの女性でした。


私が将来母になれたとしても、前者のような存在にはなれないでしょう。
ただ、後者のような母親にはなりたいと思います。
失敗して子供を傷つけてしまうことがあっても、嫌われても憎まれても、根っこではずっと子供を想い続けられるような。
子供がいつか大人になったら、一緒に笑って懐かしがりなから話せるような、そんな対等な親子っていいなと思うんです、私は。




母なる愛の定義、捉え方は人それぞれ違うのでしょうね。

もし前に書いたような
欠点も失敗もコンプレックスも全てわかった上で認めて包み込んでくれるような愛
を男性に求められても、私には叶えられないなぁ(´;ω;`)ウッ
そんな人の需要が高いのかなぁ。
その人のお母さんはそんな方だったのかもしれない…すごいけど、ハードル高い。

私自身がそれを理想とするのなら努力もするかもしれませんが、そうとも思えないから近づきようもありません(笑)



女の私でもそんな愛が欲しいとか書いたけど、
やっぱり誰かに何もかも受け入れられてても、自分が納得出来なきゃダメみたい。天邪鬼。





あなたの求める母なる愛ってなんですか?



ლ(^o^ლ)