不調は毒を出している、という考え方
図書館にて本を借りるのが習慣になっています。
と言っても1回に借りるのは2、3冊で、2週間の期限丸々じっくり読んでいるので、月に読了するのは5冊程。
昔は小説しか読まなかったのに、いつの間にか手を出すのは自分の身近な暮らしに関する本が多くなりました。
20代も後半になり、特に心配になった健康に関する本ですね。
定期的に不調を来たす自分の身体に自信がないんです。
検査をするといつも「これといった異常はなし」と言われてしまうけれど、体感では確かに痛いし辛いことがよくあります。
どうして身体が弱いんだろう。
どうしてもっと頑張れないんだろう。
と、落ち込んだこともよくありました。
病弱なの…と、開き直るには検査の値が悪くないから病名を付けられず、「異常はなかった」じゃ心配もしてもらえないしね(笑)
薬や西洋医学に頼らず、そんな慢性的な不調を改善するために書かれた本は色々あります。
割と共通して書かれていることは、
・身体は思ったよりも冷えている
・人は意外食べ過ぎている
・心を穏やかに過ごすことの大切さ
などです。
生活習慣だったり、身体を作る食べ物から気をつけるということ。
そりゃそうだな、と思いますけど(笑)
だけど本を読むことで、
別に普段無理をしているわけではないから大丈夫、というのが落とし穴なんだよな、とわかりました。
人は無理にも慣れてしまう。
だから自覚がないだけで身体や心はずっと辛かったのかもしれません。
今回読んだ本には今まで読んだものとはちょっと違った考え方がありました。
今までの本には、日々の生活を改めることで未病を治すと言ったような、病気不調を防ぐ言葉。
今回読んだ本には、不調は身体の毒素を出している状態だから、気楽に受け止めようというような内容がありました。
不調を毛嫌いしない扱いが新鮮(笑)と思いました。
現代社会は嫌でも毒素を溜めてしまうものだと。なにも溜め込まずに生きるのは不可能だと。
だからそれが病気や不調となって出てくるというのですね。
大病で亡くなられてしまう人は溜め込んだ毒素が一気に出てしまったから。
その前に冷えをとったり生活を改めて毒素を出していけば、悩んでいた病気や不調もおさまっていくというお話です。
色んな説があるなぁ。
面白いですね。
てことは、ちまちま体調を崩す私みたいな人は、適度に毒素が抜けてる分大病はしないのかな?と楽観視してみたり(笑)
悪いことをしたから病気になったんだと考えるより、
良くなるために毒を出している不調なんだ、と思えば先が明るく見えます。
でもまぁ、ちまちま不調を再発するのは改善が足りないということで。
何度も身体に迷惑かけてるってことですもんて、ごめんね。
こんな体質は治したいな〜、やっぱり。
この理屈だと逆にずっと健康で病気なんて滅多にしないって人は、
うまく普段に毒抜きが出来ているか、身体にたっぷり溜め込んでいる状態かのどちらかってことですね。
明らか不摂生ばかりしているのに、自分は丈夫だからと油断している人は気をつけた方がいいのかもしれません。
不調は毒抜きだから、薬で抑えない方がいいとも書かれています。
せっかく登録販売者資格取ったのに、学ぶほどに薬に頼らない方がいいと思えてくる不思議(笑)
まぁでも、少なめにうまく付き合っていけたらいいですよね。
痛みを我慢することは精神にストレスになってしまいます。
健康本で書かれていること全部を信じて全部言われた通りにするのは大変です。
色々な本の中で、自分でも試せそう、やってみようと思えたものを心地良く試してみている日々です。
押し付けがましいのは嫌いだけど、
あぁ〜そういう考え方もあるのね〜という気づきはなかなか面白いです。
p■qω・´)